歌川広重作品 高輪うしまち

歌川広重 高輪うしまち
歌川広重 高輪うしまち

勝どき女性鍼灸師 まなみ鍼灸院 院長のくみこです。

 

夏の最後の版画になります。

 

広重作品の中の名所江戸百景のひとつ。全部で120作品ほどある作品の中のひとつです。

 

場所は高輪の野原で海辺からの景色、お台場近くに船が浮かんでいます。手前には都市づくりに必要だった牛車の車輪部分が描かれていて近くには可愛らしい犬と夏らしいスイカの皮が見えます。

虹も見えていて雨後の爽やかな様子が伝わります。

 

寛永11年の増上寺と寛永13年市ヶ谷見附の工事に京都から牛車を呼び寄せ、そのまま都市づくりのために牛車が残り、牛町(うしまち)と呼ばれるようになったそうです。